3ヶ月半の息子さんを亡くされたパパから
メールをいただきました。
ご本人にご了承をいただいてご紹介させていただきます。
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はじめまして。
昨年公開された「うまれる。ずっといっしょ」を拝見させて頂きましたが、
とても心に響き、涙が止まりませんでした。
ありがとうございます。
私には、2013年3月に生まれた息子がおりました。
生まれつき横隔膜ヘルニアを患っており、2ヶ月の入院を経て、
1ヶ月半の在宅看護の末、慢性肺疾患で亡くなりました。
3ヶ月半という短い人生は、
本人も私たちにとっても辛い事が多くありましたが、
日々できることが増え、
本当に可愛い息子と過ごせた楽しい日々でした。
劇中では、
特に虎ちゃんのご両親の前向きな行動や言動に胸を打たれました。
そして同時に、
自分達もこの経験をもとに、
何か行動するべきなんじゃないのかと思いました。
生前、息子と約束したことがあります。
それは、何か先天性の病気のある子供たちへ支援をするということです。
嫁とは何度も何度も話しましたが、
僕らのもとにこの子が来てくれたのは何かの運命。
そして神様からのメッセージだと思っています。
映画を見てから、とても前向きな気持ちになれました。
「自分は何もやらず、このままでいいのかな?」って思っている
人達って僕たちをはじめ、いっぱいいると思うんです。
この映画は、そういう人たちの背中を大きく押す力があるんだと思います!
僕はこの映画を観た時に何かバトンを渡された気がして。
嫁は、ブログで闘病日記を書き、同じ境遇の方々と話し、勇気付けています。
私は働きながらも音楽活動を行い、配信することをはじめました。
その中の一曲に彗星物語という曲があります。
良かったら、聴いてみてください。
この曲は死に対して、真っ直ぐに向き合った曲です。
僕の音楽を聴いた人が、何かを感じて、
また何かアクションを起こしてくれるかもしれない。
バトンを繋げられるよう、日々精進していこうと思っています。
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みんなでいのちのバトンをつないでいけますように。
プロデューサー
牛山朋子