第二次育休というものを考えたきっかけ

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※ デンマークで取材させていただいたご家族たちと

監督の豪田トモです。

4歳を過ぎてから育児休暇を取るというのは、
誰にお話しても驚かれるんですが、

そもそも第二次育休にチャレンジしてみようと思ったのは、
昨年の夏に2週間、北欧に行った事が大きく影響している

ように思います。

フィンランド
スウェーデン
ノルウェー
デンマーク

と廻って、様々な施設に伺い、様々な人・家族にお会いしましたが、
その中で僕のテーマの一つである「父親の子育て」についても色々な角度からお話を伺いました。

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北欧はさすがに育児先進国です。

出産に立ち会わないパパはほとんどいないようで、
立ち会わないと「なんで!!??」と好奇のまなざしで見られるようですし、

育休の取得率も80-90%。
(ちなみに日本は2%。。。)

まぁこれは歴史的なものなど様々な要因があるので、
一概に日本がダメだという結論にはなってはいけないんですが、

一つ気づいたのは、

「パパの育休取得のタイミングは出産直後でない事が多い」

のかなという事でした。

日本でパパが育休を取るとなると、
赤ちゃんが誕生した直後がほぼ100%だと思うんですが、

北欧はどうも

「誕生直後はおっぱいがないパパは仕事を休んでまでやる事がない」

という認識があるらしく、
多くのパパの得意分野でもある

「フィジカルな遊びが出来るようになる年齢になってからの育児取得」

つまり、

【2歳から8歳くらいまでの間に育休を断続的に取る】

事が多いような印象がありました
(もちろん各国、各家庭によって事情は異なると思います)。

これはほとんどすべての企業人が16-17時くらいに自宅に帰れるという、
信じられないワークライフバランスの整った労働環境や、

北欧は概ね、8歳くらいまでの間にこまめに育休が取れるようになっているという、
信じられない法的整備

なども
影響していると思われますが、

・乳児期はママに任せる。

・遊べるようになってからがパパの腕の見せ所。

・育休は誕生直後でなくても良い。

というのは目から鱗でした。

であれば、

僕も娘の詩草(しぐさ)が4歳になってから、
もう一回、育休を取ってもいいのかな、

と思ったわけです。

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もちろん、
これが出来るのは僕の特殊な労働環境や職業事情によりますから、
現在の日本では第二次育休なんて誰にでも出来るものではないと思いますし、
友人には

「そんな事されたら育休とれない俺の立場がない!」

などと不評です(笑)。

でも、
だからこそ、
僕が試しにトライしてみて、
少しでも多くのパパが育休が取れる世の中になったら嬉しいなぁ
と思っています。

4歳半の娘の親離れが加速している(!?)現在、
これからの毎日はさらに貴重なものになっていきそうです。

子どもが育つのは日本も北欧もホントーに早い。

だからこそ、明るく楽しく向き合っていきたいなと思っています。

監督・父
豪田トモ

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