4歳9ヶ月になった娘・詩草(しぐさ)と5回目の夏を楽しんでいます。
僕は『うまれる』という映画を作らせてもらうようになってから、
「毎日元気に生きている事が本当に貴重だよね〜」
「人生は有限だから毎日を大切に楽しもうぜ!」
と思う事がとっても多くなっています。
そのおかげで人生がより豊かになったような気がしているんですが、
この考えって色んなところに伝播します。
その一つで最近ふと思ったのが、
【子どもと一緒に過ごせる夏は20回もないかもしれないんだよな】
という事です。
よくよく考えたら、
我が子とプールに行ったり出来るのは、ほぼ確実な数で10回〜12回。
中学生になると友達と過ごす事の方が遥かに多くなるかもしれない。
高校生になったらさらにそうでしょう。
大学に行こうもんなら、親と夏を一緒に過ごすなんていう概念すらなくなるかもしれない(実際僕はそうだったし)。
詩草(しぐさ)といられる夏は、多く見積っても20回くらいなわけで、
いまはそのうちの5回目。
既に25%の地点にいます。
いや、もしかしたら15回かもしれないから、
そうなったら残り65%。
10回だったらもうあと5回しかない!
うひゃー!!!!
さらに、
子どもの成長は速いから、
「同じような夏」というのもない
んですよね。
去年はプールで泳げなかったけど、
今年は顔を水につけられるようになったり、
バシャバシャしながらだいぶ泳げるようになったり、
3歳の時は、花火を見る事に大して興味を示してなかったのに、
今年は花火を見て大喜びしてる。
来年はまた今年とは違った「夏の顔」が見られるでしょう。
子育てって、喜びも苦しみも気づきもストレスも、みーんな期間限定。
「いまだけ」です。
そ〜んな事を考えていたら、
毎日のように同じプールに連れて行けという事も許せるし、
アイスクリームを食べて口の周りに真ん丸の髭が出来ているのも、
いつもより可愛く見える(笑)。
「パパー、プール行きたい!」(4歳娘)
昨日も行きましたけど(笑)、、、
ま、いっか!
「赤い水着で行く?」(ぼく)
「きょうはね、ハワイで買ったかわいいやつでいく」(4歳娘)
女の子になってきてるね〜。。。
監督・父
豪田トモ