こう聞かれて、戸惑わない人はいないですよね(笑)。
とりあえず答えるとすると、
「まぁ、、、酸素?」
という人が多いと思うんです。
木々などの光合成によって出される酸素によって僕らは生かされているわけですから。
でも
「地球」という立場からしたらどうでしょう?
「自然」という存在が酸素と二酸化炭素のどちらを好むのかと考えてみると、
僕らと真逆である事が分かります。
母なる地球にとっては、「二酸化炭素」こそが栄養源なわけですよね。
そう考えると、草木が僕らに酸素を与えてくれている、というだけでなく、
「僕らが地球に二酸化炭素を与えている」
という考えも生まれます。
「人間中心」に考えると、
地球は僕らのために存在している。
でも、
「地球中心」に考えると、
僕ら人間は彼らのために存在している
わけです。
彼らに二酸化炭素をあげるために。
そう、
【僕ら人間は二酸化炭素製造機】
なのだ(笑)。
その交換条件に僕らが受け取らせてもらっているのが
「命」
というわけです。
だから、地球環境の事を考えた時に、
僕らに出来る事の一つは、
「良い二酸化炭素を出すこと」
なんじゃないかなと(笑)。
怒り
文句
悪口
と言った「ネガティブ二酸化炭素」は
多分、地球にとっては美味しくないでしょうから(?)、
出来るだけ、
幸せ
喜び
感謝
愛
と言った「ポジティブ二酸化炭素」を排出しよう。
そうか。
僕のミッションは、
映画を観てもらう人に
ポジティブな二酸化炭素を出してもらう事
なんだな(笑)。
映画を観ていただく事で、
幸せ、喜び、感謝、愛、奇跡、、、といった事に気づいてもらい、
ポジティブな二酸化炭素を排出する連鎖を作る事。
こう考えていくと、
毎分約60回の「呼吸」というものが、
地球と人間の貴重なコミュニケーション体験になっているんですね。
人生万歳!
地球万歳!
監督・父
豪田トモ
※今回の話は、石笛奏者で長年の知人で心から敬愛する横澤和也さんのお話から
インスパイアを受けて書かせていただきました。