FBの「リスクを負って体験させる愛情」を読んで、投稿したくなりました。
我が家には中学生、小学生と2014年11月に生まれた赤ちゃんの3人の子供がいます。8か月になる赤ちゃんですが、1年前の6月に羊水検査で18トリソミーが確定されました。
産むか産まないかの選択を迫られましたが、どの方向から考えても、答えは産む、産みたいでした。その中で1番悩んだのが上の子達への影響でした。
私自身、流産の経験があったので、そういう可能性があることは伝えてありました。だから、子供達に嘘をついて中絶してしまうこともありでした。実際、私の母親や夫はそう考えたこともあったようでした。
でも私はお腹の赤ちゃんと上の子達それぞれの生命力はきっといい結果をうんでくれる。私がするべきことはこの子達と夫と私が、笑っていられるようにサポートすることなのだと思いました。
産むことは子供へのリスクを大きくすることなのかもしれない。
それは愛情ではなくてただの私のエゴなのかもしれない。
赤ちゃんは1か月半のNICU入院の後、無事退院してきました。
手術のため2か月ほど入院もしましたが、現在は家族5人で家で暮らしています。
この先何が起こるかさっぱり分からない...と言うのが本音ですが、今、一緒にいられる幸せを大切にしていきたいと思います。
追記:赤ちゃんの出産予定日の1か月前、上の子達に赤ちゃんが18トリソミーであることを伝えました。
ちょうどその頃、中学で「生まれる」の映画を授業で見る機会があり、残念ながら私は見られなかったのですが、上の中学生は見ることが出来ました。
映画を通して見たことで理解が深まり、また、がんばっている子がいるんだと励みになっているようです。ありがとうございました。
(神奈川県・toko さん)
=========================
★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/
★ 「新しい命の誕生」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat43/
【皆さまの体験談を募集しています!】
体験談を書く事を通じて自分自身に向き合う事は、
癒しのプロセスの始まりでもあり、
自分の中に新しい何かが生まれる可能性を秘めたものでもあります。
ぜひこの機に、人生で大きなインパクトを残した体験や、
今まさにインパクトを残しているご経験を振り返り、
新たな「誕生」を迎えていただければ幸いです。
体験談ページより、投稿いただけます!