昨今、インターネット環境が整い、
さらにFacebookやTwitter、ブログ等が急速に普及したことに伴って、
個人による情報の発信や検索がかつてないほど容易になっています。
これは素晴らしい事ではあるのですが、
一方で、「見えない個人」による誹謗中傷などで深く傷つき、
人間不信に陥る方も増えております。
ドキュメンタリー映画を私たちが製作していく上で、
ご登場いただいた実在の方々が傷つく事のないよう、
私生活が乱されることのないよう、
どう「お守り」していくかという命題については、
数年前とは大きく異なり、
今まで以上に真剣に考えなければならない状況となっています。
映画に登場されるのは「自分たちの経験が多くの方のお役に立てるのなら、、、」
と高い志、勇気、責任を持ってご登場いただいた実在の人物であり、
映画が公開された後も、彼らの人生は続いていきます。
特に、
登場者の中にはお子さんもいらっしゃいますので、
映画によってマイナスの影響を受けることのないよう、
映画をご覧いただいた皆様には、
彼らを暖かく見守っていただきたく、
ご協力をお願いできればと切に願っております。
具体的には
以下の2点について皆さまにもご検討いただきたく思っております。
1.
ブログやFacebook、Twitterなどで、登場者のプライバシーにかかわる
ネガティブな発信・書き込み、誹謗中傷はお控えいただければ幸いです。
ちょっとした軽い一言でも、
人は深く傷つき、癒しに時間を要する事があります。
作品に関わるマイナスのご意見やお気づきの点がございましたら、
すべて、監督などの製作者に向けていただくようお願い申し上げます
お問い合わせはこちら
http://www.umareru.jp/contactus/
2.
ご登場いただいた方々を町などで見かけられたときは、
優しく見守っていただくか、暖かいお声がけをいただけると嬉しく思います。
以前、ブログ(http://www.umareru.jp/blog/2014/05/post-1276.html)にも
書かせていただきましたが、
周りの皆さまの何気ない行動が人の助けになるという事もあるようです。
つい数年前まではこのようなお願いをする必要性を感じておりませんでしたが、
現在の私たちのネット環境を考えますと、
検討しなければならない課題だと考えております。
何卒、ご理解・ご協力いただけますよう、
よろしくお願い申し上げます。
映画『うまれる』&『ずっと、いっしょ。』
監督・豪田トモ他スタッフ一同