一昨年の年末はハワイに行ったなー。
ハワイでは、ほとんどのレストランで、
写真に映っているような、子どもが遊べるシールとか、
紙と色鉛筆とかを貸してくれたのを思い出します。
「欧米のレストランは子どもは入れない。大人は大人の時間を楽しむ」
という偏った印象もありましたが、
ここ数年、アメリカ、カナダ、北欧4ヶ国と行ってみると、
意外に多くのレストランで子連れOKな印象が残っています。
しかも、そのほとんどが、
子どもが退屈しないような、ちょっとしたサービスをしてくれて、
店員も歓迎ムード
(用意してくれているおもちゃ云々よりこの「歓迎ムード」が一番大事!)。
親として、
食べるの大好き人間としては
とてもありがたいし、
「どんどん食べちゃうよ!」という気にさせてくれます(笑)。
子どもにとっても、時々する、大人と一緒の外食というのも、
いい社会的な経験になるはず。
こういう事を書くと反発を受けそうですが、
日本のレストランも、
ハワイとかみたいにシール、紙、色鉛筆、絵本くらい用意すれば、
もっとお客さん、増えるんじゃないかなぁな〜んて、
子育て中の親としては思います
(いや、願い、かな?笑)。
「子どもが入れない」という理由のほとんどは
簡単に書くと「子どもが騒いでうるさく他のお客様に迷惑だから」だと思いますが、
僕から見ると、食事に支障が出るくらい、
うるさい子どもにはここ20年くらい会った事がないです。
もちろん、全くいないとは言いませんが、
ほんの数パーセントのリスクのために全部を閉め出してしまうのは、
商売上もデメリットがあるような気がいたしますし、
もっと大事なのは、
「子どもがNG」と言われるのって
「子どもを育てる事を社会が応援してくれている!」
という感覚を持ちにくい部分ってありませんか?
と言うか、いまの子どもは、
良い悪いは別として、
大人にとてもよくしつけられていて、
外食時に騒ぐのは、「印象」以上ではない気がしています。
とにかく僕個人的には、
子どもがうるさくて食事に支障が出た経験はないし、
僕から見ると「飲み屋のおっさん」や「カフェのおばちゃん」の方が
「うるさいなー」と思う時が圧倒的に多い(笑)。
キャンプに行った時にも、
「うるさいから静かにしてください」と言われていたのは、
子どもじゃなくて大人だったし(笑)。
僕は何が言いたいのかと言うと、
・子どもは思った以上に騒がないし、ちょっとした道具・おもちゃを用意すれ大丈夫(大したコストじゃないし)、。
↓
・レストランに行く子連れ客が増える。
↓
店側と親側の双方にメリット&笑顔
という事と同時に
親が社会から受け入れられている、子育てを応援してくれている、
という感覚を持てるので、
子どもに向き合うエネルギーをもらえる
ようにも思います。
もしかしたら、場合によっては子どもと接する機会の少ないかもしれない、
接客業の方が、子どもと触れ合う機会が増えて、
将来の親業の練習になるかもしれませんしね。
ここ最近は、子どものいる人とそうでない人たちを何かと分けてしまうので、
特に思春期以降の若者が小さい命と接する機会が少なく、
それが少子化や共感性の欠如などにもつながっているような気もします。
食事は命の生命線であり、人生を豊かにしてくれる導火線。
レストランに行く、というのは、
実は非常に大切な社会的イベント、でもあります。
家族みんなで気兼ねなく食事をしつつ、
それが同時に未来の子育ての種まきにもなるような社会だといいなぁ☆
監督・父
豪田トモ