体験談より:旅立った次男が残した宝物

私は13年前、享年6歳の次男を亡くしました。

でもじつは、亡くなるほぼ2年前の夏に、
家族や友達と行った海水浴中での溺水事故で、一旦は死亡判断でしたが、
運ばれた病院の先生の行為で主人が心臓マッサージをした所、
奇跡的に心臓が動き出しました。

といっても、脳に酸素が回らなかった時間もあり、脳死状態。
しかし、年齢が当時4歳ということで、
病院の先生の好意や手助けで闘病生活を1年8か月過ごした後、
旅立ちました。

もちろん、家族それぞれに自責で苦しみました。

でも、他界して、13年の今は、
私がこの経験できた事に感謝できるようになりました。

振り返ってみれば、
次男と歳離れた長男と長女は思春期真っ最中。

本当なら反抗期など不安定な時期に荒れる事もなく、
家族みんなが次男の奇跡を信じて頑張ってました。

そして、何より大きな事は、
命大切さを強く心に残った事だと思います。

私自身も心療内科に通いながら、
色んな事を勉強させてもらいました。

そして今、私は上二人の子供の独立を迎え、
一昨年から命と時間の大切さを伝えながら、
子育て中のママ達が笑顔の時間が増えるお手伝いをモットーに、
ベビーマッサージセラピストとしての活動を始めました。

そして、この資格の勉強する前に縁あって、
『うまれる』の映画を見ることができました。

今は次男が、6歳の命でありながら、
私に大きなお土産を運んでくれたと感謝しています。

おそらく私と出逢う為に私の元へ来てくれて、
役目を果たして旅立ち、

そしてそれは今でも私に大きな宝物として
残してくれてると信じています。

(京都府 もずりんさん)

=========================

★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/

★ 「天使ちゃんの物語」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat62/

【皆さまの体験談を募集しています!】

体験談を書く事を通じて自分自身に向き合う事は、
癒しのプロセスの始まりでもあり、
自分の中に新しい何かが生まれる可能性を秘めたものでもあります。

ぜひこの機に、人生で大きなインパクトを残した体験や、
今まさにインパクトを残しているご経験を振り返り、
新たな「誕生」を迎えていただければ幸いです。

体験談ページより、投稿いただけます!

spacer
image

カテゴリ

spacer
image
spacer
image

月別 アーカイブ