お久しぶりです!
皆さま、ゴールデンウィークは、
いかがお過ごしになられましたでしょうか?
さて、先日、中高生向けの看護体験プロジェクトを
江戸川病院さんのご協力のもと開催させていただきました。
今年で2回目になります。
今回集まったのは、
「看護師になりたい!」という夢を持つ男子1名、女子5名の計6名の高校生。
昨年度は青森と宮崎から来てくれた子たちがいましたが、
今年はみな関東からの参加でした。
妹さんに障がいがあり、
妹さんを支えてくれる看護師さんたちを見て
看護師になりたいと思ったという子や
自分自身、小さい頃からアレルギーがあって、という子など
様々な背景の子どもさんたちが集まりました。
9時から始まり、
参加者、病院側、オブザーバーなど
それぞれ自己紹介と今日の豊富などを語って和んだ後、
・循環器科
・内科
・整形外科
の3つをそれぞれ1時間ずつ周りました。
練習用のおもちゃの腕で実際に点滴や採血をさせてもらったり、
「見学」だけでなく、ばっちり「体験」もたくさんしてもらいました。
僕は「見学」だけよりも、
実際に身体を動かして手で触っての「体験」の方が、
遥かに学びになると思うので、
江戸川病院さん側にも
「見学だけでなく、体験もさせてあげてください」
とお願いしていました。
中には既に何度か看護体験をした事がある子も数人いましたが、
「ここまでやらせてもらえなかった」
と大喜び☆
各科を回った後は看護師さんとの15分ほどの質疑応答タイムを設けましたが、
「希望する科にはいけるんでしょうか?」
「患者さんを看取り続けていたら嫌にならないですか?」
「自分には伝わりきれない患者さんの痛みや苦しみを
どう受け止めるんですか?」
など鋭い質問もがんがん飛び出して、
看護師さんたちを唸らせていました。
最後は、朝一番で出しておいた
「看護師の仕事とは何か?」
という問いを皆で話し合って発表して終了しました。
体験する事で、
メディアで見たのと全く違った印象を持ったり、
技術的な事以上に精神的な事、患者さんとのコミュニケーションや
心持ちが大切なんだと気づいたり、
たくさんの事を学んでもらう事が出来たようです。
一方の看護師さんやドクターたちも
「初心にもどれた」
「普段は後輩などから技術的な事しか聞かれないのでたくさん考えさせられた」
と、とても刺激になったようでした。
皆さま、お疲れ様でした&ありがとうございました!!
来年もぜひやりましょう!!
仕事をし始める前に仕事を体験する
というのは、僕は人生でとってもとっても大事な事だと思います。
個人的にはもっと他の職業体験が出来たらいいなぁと思うので、
皆様の周りでもぜひ職業体験プロジェクトをやってあげてください☆
※看護体験募集ページ(募集は終了しております。)
http://www.umareru.jp/umareru/nurse-career-exp2016.html
監督・父
豪田トモ