初めまして。
私は39歳の主婦です。
上映会が香川に来るたびに「うまれる」を見させて頂いてます!
私は過去に3度初期流産をしています。
結婚して1年後に妊娠し、5週。
その2年後には8週。
2回、流産の手術をした病院で不育症なのか、先生に聞いたところ、
不育は、調べても分からん!何度も妊娠頑張れと、
心無い言葉に愕然としました。
その後、県内の総合病院で、子宮頸ガンの検診と一緒に
不育の事を聞き、血液検査をして貰いましたが、
結果は異常なしでした。
それからは、妊娠することが恐く、
なかなか妊活に踏み切れませんでした。
何故、私だけ産めないのだろうと、悩みました。
周りの友人や、後輩達の可愛い子供達と接する度、寂しい想いになりました。
しかし、そんな風には振る舞えず、周りには明るく振る舞っていました。
それから5年後の、
昨年の春頃、違う病院で子宮頸ガンの検診で、
子宮筋腫が大きくなってることが判明。
そこの先生がとても素晴らしい先生で、
子宮筋腫の治療をする前に妊活しよう!
と私の背中を押してくれました。
それから3ヶ月、タイミング療法で、妊娠が判明!
しかし、心拍確認後なかなか大きくならず、
今回も残念ながら10週で、流産してしまいました。
そこの病院でも再度、不育の検査をしましたが、
やはり異常はなく、
全国的にも研究が進んでいる、岡山大学病院を紹介して頂き、
今は検査中です。
不育症の検査は、長くお金もかかり精神的にも大変です。
ましてや、県外の病院へ通うのは時間もかかりシンドいときもあります。
生理中の検査や、高温期の検査等、
何度も血液検査をしなければなりません。
それで、正確な結果が出れば良いのですが、
原因は複雑で多岐に渡るそうです。
もっと、もっと不育症の研究がすすみ、
国からも助成があればなとつくづく感じています。
何度も流産をし、不育症かもと思ってる方は、
沢山おられると思います。
しかし、フルでお仕事されてる方や、
近くに病院が無い方は諦めてしまうのではないかなと思いました。
私は有難いことに、主人の理解もあり、
県外の病院へ通うことや、不育症の検査をすることを了承してくれています。
監督様が、また映画を撮る時に不育症のことも取り上げて下さればなと思います。
不育症であることは、親友の中でも少しの友人にしか言っていません。
私の母には言っていますが、義理の両親には言えません。
もっと、もっと世間の方が不育症のことを知って欲しいなと思います。
本当に、自分が元気で産まれてくることは奇跡なんだなと今は、
両親に感謝しています。
生命って本当に素晴らしいです!
私はまだ母になれていませんが、
この体験が同じような体験をされてる方の何かの足しになれば幸いです。
まとまりの無い文章で、すみません。
ありちゃんさん 香川県
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★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/
★ 「不妊治療の現場」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat33/
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