こんにちは、プロデューサーの牛山朋子です。
1作目の映画『うまれる』が映画館で公開されたのは、
忘れもしない(^^;、2010年11月6日(土)でしたが、
実は、監督のトモにとって、編集がすべて終わった日、
すなわち、実質的に完成した「初号試写」を行った日も、
とっても感慨深い一日でした。
初号試写というのは、音や色の最後の調整まですべて行い、
初めて、完成品である「初号」を、映画館と同じような大きなスクリーンで、
スタッフ全員で試写する、というものです。
『うまれる』の初号試写を行ったのは、6年前の
2010年9月3日
という、公開まであと2ヶ月、というギリギリのタイミングでした(^^;。
通常、映画館で上映される映画というのは、
完成した作品をもって、配給会社さんが映画館に上映して
もらえませんか?と営業していくものなので、
こんな直前まで制作にかかっている作品は、、、、
ほとんどないのではないでしょうか??
暗い中、ドキドキしながら、映画が始まるのを待ち、
最後まで、瞬きをすることすらはばかられるような気持ちで鑑賞して、
最後のエンドロールが終わって、
監督:豪田トモ
と出てきたときには(←これが最後の場面)、安堵のため息、でした(^^)。
今日は、9月3日。
あのときの気持ちを思い出しながら、『うまれる』の完成記念日を
祝いたいと思います。