皆さま、こんにちは!
監督の豪田トモです!
性暴力の加害者に関して、平成26年の内閣府の調査では、
・知っている相手からの被害が約75％
・全く見知らぬ相手からの被害が約11％
という数字が出ていました。
「知っている相手」の内訳は、
・配偶者、元配偶者が約20％
・親族が約9％
・交際相手・元交際相手が約29％
・職場・アルバイトの関係者が約14％
・学校や地域での知人が約4％
です。
強姦などというと「見知らぬ相手からの」、
というイメージが強い人もいると思いますが、
意外にも「顔見知りの犯行」の方が多く、
最近では「デートレイプ」とも呼ばれています。
デートレイプとは、
見知らぬ人に襲われた事ではなく、
恋人のような間柄や顔見知りの関係での無理強いされた性交渉を言います。
例え、相手が交際相手や配偶者であっても、
既に愛がない、身体の関係を持ちたくない場合も当然あると思うのですが、
男性側の立場だと、付き合っている・結婚しているというのは、
自由に性交しても良いという意識がある人が多いですし、
もしかしたら女性側もそうしなければならないと思い込んでいる
部分もあると思います。
でも、【イヤだったらしなくていい】んです。
むしろ、そこで、合意のない形で暴力や脅迫を用いられた場合、
それは「性暴力」になり、「強姦罪」になる可能性があります。
これまで性暴力の被害に遭った多くの方々が
いち早く、精神的に落ち着き、日常生活を回復される事、
そして、魂の殺人と言われる性暴力に遭う女性が一人でも
この世から減る事を心から祈っています。
監督・父
豪田トモ
