こんにちは!
監督の豪田トモです!
間もなく6歳になる娘・詩草(しぐさ)が生まれてから、
実は2回ほど流産経験のある我が家。
赤ちゃんが大好きで小さい子の世話ばかりやきたがる娘に、
妹か弟がいたら喜ぶだろうなぁ、と思ってきましたが、
既に僕ら夫婦は43-44歳になってしまい、最近は一区切りついて前を向き始めています。
「来た!!!!」
という喜びも束の間、
やってきてくれたベビちゃんたちはしばらく経ってから2人とも
お空にもどっていってしまいました。
先日、朝ご飯を食べながら
詩草がちょっと寂しそうにこんな事を言い出しました。
「なんでうちには赤ちゃんが来てくれないのかなぁ。。。」
保育園のお友達はほとんどが兄弟姉妹がおり、
特にいまは「ベビーブーム」。
ここ最近は兄弟姉妹の多いご家族と何度か遊んだ事もあり、
彼女なりに感じる機会も多かったのでしょう。
「そうだね〜。おなかには来てくれたんだけどさ、
お空に帰っちゃったんだよね〜」
なんて話していたら、
まさかの発言。
「それって、しぐさが悪いんだよね。。。。」
ビックリして思わず、
「え、どうして?」
「だってさ、しぐさが3歳くらいの時に一回赤ちゃん来てくれたけど、
しぐさがあんまり喜んであげなかったから、
きっと帰っちゃったんだよね。。。」
フォークでブロッコリーをつつきながら、
俯き加減に漏らしました。
確かに、1人目のときは、まだ3歳になったばかりだった詩草は、
ビデオにも残っているけれど、
ぽかーんとして反応が微妙だった。
当時は何だかよく分からなくてピンときていないのかな、
と思ったけど、
「ママをとられちゃう!」と本能的に思ったようには見えなかった。
この時の娘の反応はビデオで見せた事もないし、
会話もした事がなかったので、
詩草がその時の気持ちを覚えていたことに、
何だか、ずしーーーーーん、ときてしまいました。
「赤ちゃんが帰っちゃったのは、
詩草のせいでも、ママのせいでも、誰のせいでもないんだよ。」
即座に朝のコーヒーを置いて、
僕と奥さんでフォローを入れました。
「赤ちゃんは、ママのおなかに来てみたけど、
道に迷って帰っちゃう子もいるし、
ちょっと来て満足して帰った子もいるんだよ(^^)。
実はママは、
赤ちゃんが来る前におなかに病気があったんだけど(難病の潰瘍性大腸炎)、
赤ちゃんが来てくれた事でなぜだか治ったから、
もしかしたらそのためだけに来てくれたのかもしれないんだよ。
何にしたって、
赤ちゃんが帰っちゃうのは、
絶対にしぐさのせいじゃないからね。」
と何度も娘の心に刻み込もうとしました。
「ふーん。。。そうかー。。。」
どこまで理解してくれたのかは分からないけれど、
娘はその後、朝ごはんに戻っていきました。
きょうだいをつくってあげられなくて、ごめんね、しぐさ。
パパもママも、喉から手が出るほど欲しい。
いくらお金を積んでも欲しいくらいなんだよね。
でも仕方ない。
そういうご縁もあるし、
それはそれで良い事もある。
すべては捉え方次第。
そんな事もそのうち少しずつ分かってもらえると嬉しいナ。
「でもさー、もし、兄弟がいたら、
しぐさは何人欲しいの?」
と聞いてみたら
「100万人!!!!」
と本気なんだか冗談なんだか分からない事を言って、
トマトを口に入れてました。
もしかしたら、詩草が周りの赤ちゃんや小さい子たちを
一生懸命お世話をしているのは、詩草が1人っ子だからかもしれないよな。
赤ちゃんの先生(産科医)か助産師さんになりたいという
夢が実現するといいね。
ま、またそのうち変わったりもするんだろうけど(^^)。
ずっと聞いていくよ。
監督・父
豪田トモ
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