体験談より:娘の胎内記憶

図書館で見つけた「お母さんをえらぶ赤ちゃん」(ジョナサン・ケイナー著)
という本を読んだわたしは、

ある夜、お風呂の中で
幼稚園の年少さん(4才)の娘に、

「ねえ、☆☆ー」(☆☆=娘の名前です)
「ママのおなかに来る前に、どこにいたの?」
と、半分期待しながら、軽い気持ちで、訊いてみました。

すると、突然、隣にいた長男の○○(6才の年長さん)が
よくぞ訊いてくれました!というふうに
だーっっ!っと話しはじめたのです!!
瞳を爛々と輝かせて☆

「うんとね!むこうではね!
とっても気持ちが良くて、しあわせでね!・・・・・・」
「うん!それでそれで?!」いきなりの展開に

興奮する気持ちををおさえながら
わたしは訊きました。

私:「むこうって、どこ? どんなところなの?!」
長男:「うーん、天!天のうえ!」

私:「むこうで、天で何をしていたの?」
長男:「ピンクとかきいろとか、みずいろとか、きれいな色の
  はくちょうさんとあそんでいたの!」

長男:「それでね、そこは すごくいいにおいがするんだよ」
長男:「あんまりしあわせすぎて、たいくつで、たいくつで、
   それで○○、こっちにきたんだよ!!」

私:「ふ~ん!!」
感心するやら、感嘆するやら、驚きでした・・・!!
そして極めつけ、

私:「それで、むこうには神様がいたの?」
長男:「いないよ!」

私:「えっ?!そうなの?!(???あれ?本と違うぞ!?)
   (神様みたいな人が)いるんじゃないの?!」
長男:「いないよ!」  「かみさまは いない。」
  「だって!」 「○○が かみさまだから!」

威厳に満ちた表情で。「自分が神様だ」と断言する長男。

わたしはとんでもない応えに
(は?!???)と放心状態。
長男:「みんな かみさまだから。」
私 (は~??? は~???((理解不能!!!)))

長男:「ようちえんのみんなはむこうでもいっしょだったよ!」
  「△△がいっしょだった!」(ようちえんのクラスメイトのお名前で、
                  特に仲が良いわけではなく、
                  家でこの子の名前が出たのは初めてでした)

長男:「こっちでは、みんなグループわけするのがよくないんだよ!」
  「グループわけするから、よくないんだ」
(確認するように、またわたしに教え、諭すように、何度も言ってました)

私:「それで、みんなどんな姿だったの?
   ○○はどんな格好だったの?」
長男:「姿は・・・ ない!!」(これまた断言!)

私(え~~っつ???え~~っつ???わからない~~××!!)
となりには 長湯でふやけている妹☆☆、
でもわたしももっと聞きたい!

長男からはどんどん話しが続きそうなので、
「ちょっとまって!お風呂でたら、また話しきかせて!」
そう言って、急いでお風呂からあがり、
パジャマに着替え、

走ってノートとペンを取りに行き、
インタビューを続けました。
さて!どんどん聞かせて~!!♪♪

長男にノートとペンを持たせて(強制的に!です!(××)!)
私: 「ここに描いてちょうだい!!」
長男: 「何を?」

私: 「むこうで○○はどんな姿だったか、描いてちょうだい!!」
長男: 「だから、姿は無いんだってば!!!」

私: 「姿が無いって、 どおゆうことお~~???!!!」
長男: 「だから~、無いんだってば~~・・・」(困ってます)

私: 「とにかく!描いてちょうだい!!」(かなり興奮してます(××))
   「イメージでもなんでもいいから、とにかく描いて!!」
強制的にペンをにぎらせ、描かせたものが、こういう絵です!
それは、羽をつけた、天使??(かなり絵はヘタです)
昆虫の羽のような・・・

そして、その羽には
みんな金色か、銀色かのラインが入っているとのこと。
○○の色は?と訊いたら、
「○○は銀色」だったそうです。

私: 「大きさは?」
長男: 「ちっちゃい!こお~んなに!ちっちゃい!」
両手の指を、(親指と人差し指)
4本あわせて、くっつけて、ほとんど、すきまはありません。
(そりゃあそうですよね、「姿はない!」んですから!(××))
むりやり絵に描かせて、いま思うと無知でひどい母親だったな~と反省です!

それから、
「どうしてママのところに来てくれたの?」
という質問に、

「上から見ていたんだよ。
 そして、白い建物があって、みんなで見に行った。」
「たくさんのお部屋があって 覗きに行ったんだよ。
 いろんな部屋を覗いて、それで、みんなそれぞれ、おかあさんを決めるんだよ。」

というようなことを、言っていました。

私: 「ほかに、ママは何してた?」
あ: 「バスに乗ってた」
私: 「え? バス?!」
  (う~ん・・・。当時は意味不明××。でしたが、
   なんと!この4月から、ママは高速バスに乗って、都心まで通っています!)

どうして、ママをえらんだの?
という質問には
「やさしそうだったから」だとか。
これもまた、ピン!と来なかったのですが・・・!!(笑) 

(中略)

 この子の妊娠がわかったすぐあとに、
 わたしは大出血を起こして、入院しました。
 病院では、「残念だけど、よくあることだから、」と、
 慰め(?)られたくらいの出血だったようです(××)
 それでも、長男は無事にうまれてきてくれました。)
その時のことをすぐに思い浮かべました。

私:「ねえ、おなかに来たけど、
   また帰っちゃう子もいるでしょ?
   そんな子は・・・どうなの?また来るの?」
長男:「ううん、だいたいは来ないよ。
   でも、(同じ子が)来ることもある!」

私:「お母さんはどういうふうに考えればいいのかな?」
長男:「明るくしてればいいんだよ。
   ばいばいって手を振って。
   ありがとう、またねって。」

その子は苦しくもないし、来るときより、戻るときのほうが
ピューンと、早く戻れるそうです。
来るときは、ちょっと泳いだり、するのかな?
そんなようなことを言っていました。

そして、赤ちゃんをなくしたおかあさんには、
 「「また来てね!」ってつよくつよく思っていれば、
   必ず来る!!ぜ~っったい来る!!」
と断言してくれました。

天での話しを、「よく覚えているね~」と言ったら、
「ちがうよ!一生懸命、思い出しているんだよ!!」と
教えてくれました♪

わたしも、「思い出すんだ!」と努力すれば、
もしかして・・・?!

achumama さん

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★ 映画『うまれる』の体験談より
http://www.umareru.jp/experience/

★ 「胎内記憶」に関するブログはこちら
http://www.umareru.jp/blog/cat34/

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