第三作の執筆、一年経過して30%地点です。。。

こんにちは!
監督の豪田トモです!

何と!

第三作の執筆を始めてから、
二年目に入ってしまいました(笑)。

2015年の秋からスタートし、
遅くとも、一年以内に終えるつもりが、、、

半年書いた作品をすべて捨てる事にし
(!!! 正確には「保留」~、、、)、

新しく書き始めた作品も、
構成とキャラクター造形に半年を費やしてしまい、、、

小説を出す事が決まって一年が経ち、
ようやく「執筆」を開始。

3ヶ月が経過しましたが、まだ進捗は1/3程度です。。。

「小説」という形態に慣れていないので、
「物語を書く」という点もそうですが、

「医療チェック」にも時間がかかります。

「フィクションなんだから面白けりゃいいじゃん」

とは僕の親友の言葉ですが、
ドキュメンタリーをやっていたからか、
僕はしっかりとしたリアリティのあるものでないと
性格的に「イヤ」みたいなんです。

第三作目は
胎児の声が聞こえる産科医の話なんで、
そもそもファンタジーなフィクションなんですが、

物語で描かれる医療場面は、

・ドクターの言葉
・助産師の判断
・看護師の動き
・患者の言いそう・やりそうな事

たくさんの産科医の先生、助産師さん、看護師さんにご協力いただいて、

すべて、徹底したリアルに基づいて描いています。

そうじゃないと、個人的に「イヤ」なんです。

だから、
元々、描いていたものを大幅に手直しする事があとを絶ちません(笑)。

例えば、

産まれたばかりの赤ちゃんの身体に何かがあり、
それを主人公の産科医が患者に伝え、白熱した展開になるというような場面。

周産期医療に従事する方々に聞いてみたら、

産まれた赤ちゃんに関しては、
産科医は手を離れて新生児科の領域になるため、
赤ちゃんに何かあっても産科医から患者に伝えるという事はまずない、

と言われ、
この展開はすべてボツ&また別のエピソードを考えないといけなくなり、、、
というような事のオンパレードです(苦笑)。
もちろん、チェックしていただいている方々には感謝感謝です!

ドキュメンタリーと違って、
フィクションは一ヶ所変えると後の展開にも影響する事が多々あります。

医療チェックによる変更でも書き直しがありますが、
当然、より面白くするために
登場人物の設定やちょっとした台詞なんかでも変更があると、

後で辻褄が合わなくなる事のオンパレード(ギャー!!!)。

正直、小説を書くという事がこんなに大変だとは思っていなかったです。

間違いなく、
僕のクリエイター人生史上、最も苦労しています。

初めての挑戦なんだから
自分の身の回りで起きそうな事から書き始めれば良かったものの、
「医療モノ」という複雑なジャンルに手を出してしまった事もあり、

【パズルをやった事のない子どもが、
 いきなり100万ピースから始めてしまった。。。】

という感じになっちゃってます(笑)。

ですがですが!!

面白く、

そして人の心に伝わる物語を描きたい、

という意欲は

一年前に比べて全く色褪せていません。

それは、
本当に本当にたくさんの方々に
色々な形でご協力をいただいている事もとても大きいです。

医療者の方々、

少しだけ読んでもらって感想やアイデアを送ってくれる方々、

ご自分の体験をシェアしてくださる方々、

アイデアが滞るとすぐにアドバイスをくれるスタッフの皆、

ドキュメンタリー映画を作っている時以上に、
みんなに支えてもらって作らせてもらっているという感覚が強くあります。

これは人生とも子育てとも一緒。

たった一人で生きていく、
たった一人で子どもを育てていく、

これは大変すぎる。

でも、ちょっとした事でも支えてくれる人たちがいると、
続けていく意欲になります。

いつ完成するのか、、、

まだゴールのテープが見えませんが、

たった一人でもいいから、
読んでくれた人の人生が晴れやかになる事を妄想して、

描き続けます!!
どうぞ応援、ご協力、何とぞよろしくお願いいたします!

また、
この第3作の小説を完成するにあたって、
いろいろとお話を聞かせていただける下記の方達を
募集させていただいています。

物語を少し読んでいただき、
「これって現実的なの?」「ありうる話なの?」という

【リアリティ・チェック】

をさせていただけたら嬉しく思っております。

ドキュメンタリーではないので撮影はありません。
メールや電話、お会いしてお話をお聞き出来ればと思っております。

• 産科医/助産師/看護師
• 精神科医
• LGBT当事者
• 出生前診断の経験
• 産後ウツの経験
• 代理出産の経験
• 同性婚/同性カップルの出産経験
• 性暴力の経験
• 中絶の経験
• 特別養子縁組の経験
• アカペラの経験
• サーフィンの経験

●ご応募はこちらから!
http://www.umareru.jp/series.html

ぜひよろしくお願いいたします!


小説を書くという事だけに一年以上も費やせるのは、
ひとえに

・上映会を開催してくださる方々

・各種DVDを購入してくださる方々

・有料メルマガを購読いただいている方々

のおかげです。

2017年も走り続けます!

これからもご協力、応援、何とぞよろしくお願いいたします!

※ 良かったら有料メルマガも読んでください~☆
http://www.umareru.jp/mail/special-magazine.html

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