昨日、小林麻央さんが旅立たれました。
34歳。
4歳と5歳のママ。
あまりにも早すぎる死。本当に残念です。
闘病されていた麻央さん、
身体的な辛さはもちろんですが、
愛する家族との時間が限りあることを痛いほど感じ、
どうにもならない想いがあっただろうと、
想像するだけで胸がしめつけられる思いがします。
ブログなどでは、笑顔でがんばっている姿を出されていて、
たくさんの方に勇気を与えたことと思います。
思い切り生ききったことと思います。
麻央さんのご冥福を心より祈ります。
これから、夫の市川海老蔵さんをはじめ、
遺されたご家族に悲しみの津波が押し寄せ、
しばらくの間、精神的にはどん底の状態が続くことと思います。
愛する人を亡くされた方が日常生活を回復するには、
早くても1年、長ければ一生涯かかるとも言われますが、
出来るだけ早く笑顔を取り戻すには、
「グリーフケア」という精神的なサポートが求められます。
第2作目の『ずっと、いっしょ。』(ナレーション: 樹木希林)を製作した際に、
僕たちも、いろいろとリサーチ、取材、撮影をさせていただきましたが、
愛する人を亡くされた方には、
・Support(支え)・・・家族・友人などの絶対的な精神的支えを受けること
・Expresstion(表出)・・・話す、泣くなどにして、身体の中にある悲しみ・苦しみを何らかの形で表に出すこと
・Will(意志)・・・自分自身が現状を変えたいという意志をもつこと
という3つが特に重要です。
最後のはSupportとExpressionがあって、のWillです。
海老蔵さん、お子さん、親御さん、兄弟・姉妹など
遺されたご家族が適切なグリーフケアを受けられる事を願っています。
今、僕たちが生かされていること、
愛する妻、愛する娘と一緒にいられるこの時間は
一秒、一秒、かけがえのないもの。
僕も、全ての瞬間を大切に生きていきたいと思います。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
●「悲しみを受け入れて新しい人生を「縫い合わせるSEW(ソー)」」
http://www.umareru.jp/blog/2014/11/sew.html
監督・父
豪田トモ