こんにちは!
監督の豪田トモです!
この間、ひっさびさにビックリしたことがありました!
レディースドックで、婦人科検診(子宮がん・卵巣がん検診)と乳ガン検診を
受けに行ってきた妻から
「子宮が2つあるって言われた!」
とのご報告。
はぁ!!??
子宮が2つぅ!!??
妻は現在・小一の詩草(しぐさ)を出産しているし、
婦人科検査だって毎年やってるみたいだけど、
これまで誰にも言われたことがなく、
なぜ今更???
という感じなんですが、
担当のドクターによると、
「経膣分娩で問題なく出産すると、気づかないこともある」
のだそうです。
妻は言われてビックリしたけれど、
それで特に病気であったりしたわけでもないし、
もう出産する予定もなかったので、
「子宮のない人に移植できたりしたんですかね?」
とすぐに聞いてみたら、
「それは無理」
との事だったそうです(^^;。
僕らも全く初耳で、症状もよく分からなかったので
ちょっと調べてみたところ、
子宮というのは、胎児期の早い段階で、
2つの管状の臓器(ミュラー管)が1つになり作られるそうなのですが、
その融合がうまくいかずに、2つに分かれたままになる
子宮奇形が起きてしまうことがあるようなのです。
なぜそうなってしまうのかの原因は不明で、
全女性の約4~5%にこのような奇形がみられるそうです。
その形態によってさまざまですが、
多くは無症状で、不妊症や習慣性流産の検査時に明らかになることがあり、
妊娠時には胎児発育遅延の原因となったり、
分娩時には子宮収縮異常や子宮形態異常による胎児の回旋異常や、
分娩停止の原因となりえる。
※ 『うまれる』の製作時にもとってもお世話になった、
不妊治療に関するエキスパート・池上文尋さんが書かれているコラムから
引用させていただきました。池上さん、ありがとうございます!!
https://www.zakuroya.com/column/column010.html
子宮が2つになっていても、
問題なく妊娠・出産ができることはあるけれど、
妊娠しても早期流産や早産を引き起こしやすくなるとのこと。
しかも、子宮が小さいわけですから、
発育が途中からうまくできず、ちっちゃく生まれる子も多いとか。
6歳になる娘・詩草(しぐさ)には、
妹か弟を、、、と願いつつも、願い叶わず、
早期流産が続いて悲しい想いをしていたのは、
これが理由だったのかもしれません。
もちろん、お前のせいだったか、なんて言うつもりはサラッサラなく、
もう少し早く分かっていたら何か対策はあったのかな、という話と、
こんな中で娘が産まれて来てくれた事にホントに感謝だね、
と奥さんと話しました。
それにしても、詩草が迷わずに子宮に着床して、
おなかの中でビッグに育って産まれて来てくれた(3660グラム!)のは、
まさに奇跡、、、と
改めて、気づかせてくれました。
うまれる事ってホントに奇跡!!!
元気に生まれてきてくれて、ありがとう!!!
不妊や不育症に悩む人たちの中には、
この子宮奇形が理由になっていることもあるのかもしれないですね。
あぁ、それにしても、びっくり事件でしたが、
当たり前の日常が当たり前ではない事にも気づかせてくれた一件でした。
監督・父
豪田トモ