初回の視聴率はなかなか良かったみたいですね。
作り手の皆さま、お疲れ様です。
さて、
先週の第2話は
子宮頸がんが見つかった妊婦さんの物語と、
産後うつになりそうな産婦さんの伏線のお話でした。
いま産後うつと孤独な育児について
たくさんリサーチ・取材をしている事もあって、
こちらの展開が気になりました
(「がんと出産」についても書きたい事がたくさんありますが
こちらはまたの機会に。。。)。
第1話の時から、産後うつになりそうだなぁ、、、
と勝手に心配していた産婦さん(高橋メアリージュン)。
「大丈夫です!」を繰り返し、
エンディングでは自殺を思わせる展開になっていましたね。
途中で
助産師の小松さん(吉田羊)が提案していたのは
通称
「エジンバラ」
と呼ばれる、
産後うつの可能性を調べるための質問票で、
国内外で広く使われているものです
(一瞬だけ画面にアップになりました)。
内容は
こんな感じです。
1)笑うことができたし、物事のおもしろい面もわかった
( 0 )いつもと同様にできた
( 1 )あまりできなかった
( 2 )明らかにできなかった
( 3 )全くできなかった
2)物事を楽しみにして待った
( 0 )いつもと同様にできた
( 1 )あまりできなかった
( 2 )明らかにできなかった
( 3 )全くできなかった
3)物事がうまくいかない時、自分を不必要に責めた
( 3 )はい、たいていそうだった
( 2 )はい、時々そうだった
( 1 )いいえ、あまり度々ではなかった
( 0 )いいえ、全くなかった
4)はっきりした理由もないのに不安になったり、心配になったりした
( 0 )いいえ、そうではなかった
( 1 )ほとんどそうではなかった
( 2 )はい、時々あった
( 3 )はい、しょっちゅうあった
5)はっきりした理由もないのに恐怖に襲われた
( 3 )はい、しょっちゅうあった
( 2 )はい、時々あった
( 1 )いいえ、めったになかった
( 0 )いいえ、全くなかった
6)することがたくさんあって大変だった
( 3 )はい、たいてい対処できなかった
( 2 )はい、いつものようにはうまく対処できなかった
( 1 )いいえ、たいていうまく対処した
( 0 )いいえ、普段通りに対処した
7)不幸せな気分なので、眠りにくかった
( 3 )はい、いつもそうだった
( 2 )はい、時々そうだった
( 1 )いいえ、あまり度々ではなかった
( 0 )いいえ、全くなかった
8)悲しくなったり、惨めになったりした
( 3 )はい、たいていそうだった
( 2 )はい、かなりしばしばそうだった
( 1 )いいえ、あまり度々ではなかった
( 0 )いいえ、全くそうではなかった
9)不幸せな気分だったので、泣いていた
( 3 )はい、たいていそうだった
( 2 )はい、かなりしばしばそうだった
( 1 )ほんの時々あった
( 0 )いいえ、全くそうではなかった
10)自分の体を傷つけるという考えが浮かんできた
( 3 )はい、かなりしばしばそうだった
( 2 )時々そうだった
( 1 )めったになかった
( 0 )全くなかった
30点満点中9点以上の場合、
産後うつの可能性を強く疑われます。
これはあくまで「可能性」を調べるためのもので、
9点以上で「確定」というわけではなく、
次の段階に進み、慎重に見ていくためのもののようです。
10人に1人の産婦さんが「産後うつ」傾向になり、
8割程度のママたちが、うつにまでならなくとも、
産後に気分の落ち込みを経験すると言われています。
僕も小説の取材を進めるうち、
「産後うつ」は出産・育児の"闇の部分"が顕在化したもので、
ママが抱える孤独感やパートナーシップ、親との関係など、
様々な顔を覗かせる現代的なテーマなんじゃないかな、、、と思い始めています。
来週はもうすこし詳しく
産後うつについて取り上げられるようで楽しみです。
ところで、
シーズン1に比べて、
星野源さんの人気が極めて高くなったからか、
四宮先生に、笑顔らしきものが増えて、
まあるくなってきちゃったように思うのは気のせい?(^^;。
みなさん、どう思われます〜?
監督・父
豪田トモ
★ TBSドラマ「コウノドリ」金曜夜10時から
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