日本助産師会・会長の山本詩子先生に
産後うつについてお話を聞きに行って、思ったことがあります。
産後うつ対策に初めて国として予算が付いたことを
先日お伝えしました
(詳しくは末尾のリンクを参照ください)。
これまでの妊婦健診の補助券に加えて、
産後の2週間健診、1ヶ月健診にも補助券が付くなど
お話くださったんですが、その時に
「妊婦健診の補助券も、昔は数回分しかなかったのよ」
とおっしゃっていて、
ハッとしました。
自分たちが当たり前のように恩恵を受けている行政サービスには、
裏には必ず、そのために奮闘した人たちがいて、
決断した人たちがいるんですよね。
その奥にはさらに、
サービスの必要性を訴えた、辛い経験をした人たちが見えてきます。
僕らは当然のように使っている権利の多くは、
さまざまな人の思いでつながっているんですよね。
僕らの親世代を含めて、
以前、子育てに苦労した人たちの
「次にこの道を通る人たちに自分たちがした苦労はさせたくない」
という思いが、
つながり、つながり、いまに至り、
僕たちは
行政サービスや補助券という形で「思い」を受け取っている
というわけです。
そう考えると、
僕らはバトンを渡されたようなもの。
自分に何ができるのかなー?
と改めて思いました。
もっともっと「思い」がつながって、
産後うつがなくなり、
子育てで辛い思いをする人たちがいなくなり、
すべての子どもたちが健やかに育てば〜、、、
こりゃ、世界平和だ。
監督・父
豪田トモ
★ブログ「国も産後うつ対策を開始!!」
http://www.umareru.jp/blog/2017/10/2.html