待望の我が子は二卵性双生児でした。
28週で切迫入院、32週で緊急帝王切開にて産まれました。
肺の機能が未完成な為産まれてすぐにNICUへ。
次女は産声もあげたのでまずはひと安心。
長女は仮死で産まれ、
低酸素状態が続いた為障害が残る可能性があると医師に告げられました。
次の日には肺出血の為救急搬送され輸血。
毎日の次女への面会は楽しみだったけど触れることはまだできません。
長女にいたっては顔も声もぬくもりもわからない我が子を
我が子とも思えなくて苦しかったです。
ただただいつ飲むのかわからない母乳を
義務的に絞るだけのむなしい日々を過ごしていました。
たくさん自分を責めました。
長女には生後1週間してやっと顔を見に行くことができました。
正直会うのが怖かったです。
もし障害があったら...ばかり考えて、
母親の自覚も受け入れる覚悟もなくて情けない自分もイヤでした。
緊張しながら長女に初対面。
なんとそのときの長女、
おめめをしっかりあけてわたしの顔を凝視してきたのです。
喝を入れられた思いで泣いてしまいました。
大丈夫だよ。信じてよ。しっかりしてよ。
確かにその目にそう言われました。
その後は容態もいったりきたりしながらも回復し、
いまではなんの問題もなく健康そのものです。
いまでも子どもたちには頭が上がりません。
たくさんの手を借りてここまでこれて、すべてに感謝です。
(投稿者:こころさん)
★ 映画『うまれる』の体験談より
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