体験談:命は尊く、重い

私は毎回重症悪阻で入院します。
長男の時もでした。

次男の時は長男を実家に預け、主人にはもちろん、
周りの人たちに迷惑をかけ...

そのまま絨毛膜下血腫特大サイズで、安静を強いられ...

出血したときの なに? っと心が凍る感覚...

そして、三人目。また悪阻で入院するし、
周りに迷惑をかけるなとも思いながらも、欲しかった。

悪阻を乗り越えかけた13週、
昼寝から目を覚ますと大出血。  

なに?もらした??  

次男のときより出血が多く、
心が張り裂けそうだったけど、まだ生きてる。

入院して、自分にできる限りのことはしよう。
と、前向きに考えた時

じわっ?  破水。

医師から奇跡的にもっても、
22週前後でお産になると説明を受ける私。

NICUの看護師だから、何を意味するかは 
説明しなくてもわかるよね。と。   

わかります、自分と子供の背負うリスク。
家族も苦しむこと。

胎盤下にも血腫があり、羊水が少ない中、
動きにくそうに 生きてるよ と、教えてくれる。

私たちは、今いる息子たちのことも考えて、
私が生きる道を選んだ。

そらは、上手に産まれてくれて、
空にかえった。

かわいい顔だった。

涙は止まらず、
今でもこれで良かったのかと考えたりする。

長男は 、そらに会いたかったと、泣いてくれた。
次男は、そらは今楽しくあそんどるよと、おしえてくれた。

命は尊いな、重いな。
それでも 私はいきていく。

(投稿者:ほし さん)

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★ 映画『うまれる』の体験談より
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