
こんにちは、
監督の豪田トモです。
先日の西日本での豪雨に際し、改めて、被害を受けられた皆様、
ご家族や関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災した方々に加え、復旧作業にあたっている方々、
ボランティアで現地に入っている方々、皆様の安全をお祈り申し上げます。
昨日から小2の娘っ子は夏休みになりました。
楽しみいっぱい!ではありますが、
【毎年、25人前後のお子さんが海、川、湖の事故で亡くなっています。】
親としては水難事故に注意したい時期でもあります。
特に、
子どもが溺れている時に気づけるか、
がとっても大きいです。
● 溺れている人にどう気付くか?
皆さん、この映像をご覧ください。
誰が溺れているか、分かりますか?
なかなか分からないですよね!?
そうなんです。
私たちは本当に溺れている人を見た事があまりないので、
「すぐそばで溺れている人に気が付かない」
ことは、実はよくあるようです。
● 溺れている人に気付くポイント
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「溺れている人」は、
バシャバシャと水しぶきをあげて助けを呼ぶ、
ということは少なく、「静かに沈んで行く」ことが多い
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んです。
また、
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自分の意志で腕を動かすこともできなくなっているので、
手を振って助けを求めることもできない
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ようです。
【溺れている人に気付くポイント】をまとめてみました。
・泳ごうとしているが進んでいない。
・水の中で手足をバタバタさせている。
・口が水面に出たり入ったりしている。
・激しい呼吸をしている。
・うつろな目、もしくは目を閉じている。
・額や目が髪に隠れている。
・首を後ろにそらして、口を開いている。
参考
http://gigazine.net/news/20100910_what_drowning_looks_like/
● 溺れている我が子を見つけた時の対策
1. 落ち着いて助けを呼ぶ。
2. すぐに110番・119番に連絡する。
3. 一人で助けに入らない。
4. 近くにある棒や浮き輪、ロープ、板、自分の服、ペットボトルなど
浮き輪代わりになるものを渡す。
5. (川などで)自分が水に入らざるをえない場合は、自分が流されないように、その場にいる人たちと手をつないでヒューマン・チェーンを作る。
6. 一緒に溺れてしまわないよう、背後に回って抱える。
川の場合は、下流に先回りして体で受け止められる。
もし子どもが溺れてしまったり、または溺れている人を見つけた時に
むやみに飛び込み、助けに行くことは、二重事故につながる恐れがあります。
とは言え、
我が子が溺れている時に何もしないというわけにはいかないので、
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6. 一緒に溺れてしまわないよう、背後に回って抱える。
川の場合は、下流に先回りして体で受け止められる。
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という点だけでも覚えておいていただけたらと思います。
毎年配信させていただいてはおりますが、
・どのような水難事故が起きるのか?
・どのようにして親は子どもの命を助けるべきなのか?
は、どの親御さんも知っておくのは大切かなと思います。
以前、たくさんまとめたブログがありますので、ぜひ、ご一読ください。
● 我が子を水難事故から守る!
http://www.umareru.jp/blog/2014/08/2014-5.html
抑えるとこは抑えて、
楽しい夏休みに!
監督・父
豪田トモ