親ばか日誌:「いい子にしてなさい」とは言ってはいけない

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こないだ小2の娘が
お友達のお家に遊びに行くことになったので、今まで言ったことのない、

「いい子にしててね〜」

という言葉を、何気な〜く言ったら、
娘の詩草(しぐさ)に

「それって、いつもいい子じゃないってこと?」

と言われて愕然......。

たしかに、

そう子どもには捉えられるのかもしれない。

ここ2〜3年、
「親子の愛着」をテーマにした作品を作っているんだけど、

いまでも愛着障がいを抱えた人たち、

重いところだと、
自殺未遂をした人、精神障がいを抱えた人、依存症、犯罪者......、
いろいろな人に話を聞いていると

「いつも、小さい頃に"いい子にしてなさい"と言われていて、
 それがすごく嫌だった」

と口を揃えて証言していたことに、

衝撃を受けた。

そっかー。
あんまりそういうことは言っちゃいけないんだな......

と思っていたのに、
分かっていたつもりだったのに、

自分もつい、そんなことを言ってしまっていたことに猛省。

子育てって、ほんとに勉強しないと、
気を引き締めていかないとやばいな、と思った。

「いい子にしてなさい」とは言ってはいけない
ってこともないかもしれないけど、
気をつけた方がいいのかな、と。

みなさんもこういう時ってありません?
俺だけかな?(笑)

監督・父
豪田トモ

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著者: 豪田トモ
イラスト: 鈴ノ木ユウ
☆ 笑って泣けちゃう命の物語 ☆

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