実は2年ほど愛着と親子関係をテーマにドキュメンタリー映画を作っている。
その過程で出会ったマルちゃんは、薬物依存症だった。
きっかけは生後１ヶ月で空にかえってしまった娘の病死と離婚。
苦しみから解放されたいと薬物に手を出して、
さらに苦しくなって、自殺も考えるようになった。
母親に連れられて回復施設に入ったもののすぐに脱走。
同じ依存症だった仲間が回復してイキイキと生きているサマに刺激を受け、
ようやく心を入れ替えて、
施設のプログラムに取り組むようになったのが約2年前。
1年半、彼を撮影しているけれど、みるみるイイ男になってきている。
いまでは回復プログラムを終了し、
なーんと、施設のスタッフとして大活躍中!
彼の唯一の願いは11歳になる長女との再会。
離れ離れになってから8年間会っていないけれど、毎日毎日思ってる。
今日は亡くなった次女のお墓参り@大阪。
監督・父
豪田トモ
小説「オネエ産婦人科 〜あなたがあなたらしく生きること〜」
(著: 豪田トモ、サンマーク出版)
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