中で実際にママ達が語っている言葉
何度かお伝えしていますが、
もともと、映画「ママやめ」を作る計画は
全くと言っていいほど、ありませんでした。
この映画を作り始めた2017年当時、
小説「オネエ産婦人科」を書くために様々な取材をしていた時に
頻繁に耳にしたキーワードが、
「産後うつ」そして「孤独な育児」でした。
産後うつを経験した方ってどんな人なんだろう?
そんな一抹の不安を覚えていたのですが、取材先に現れたのは、
みなさん、見た目はごくごくフツーのママたち。
明るくてよくお話するし、想像していた鬱屈としたところがまるでない。
でもお話を聞くと、
実際には周囲の理解・サポートが不足する中で
子育てを続けているうちに、出産時の感動は薄れていき、
身心共に疲れ果てていました。
切迫したママの言葉にショックを受けましたが、
実は僕の中で、
ママたちに共感する部分も見つけてしまっていたんですよね。
楽しく子育てしているつもりだった僕も、
正直なところ、
どんなに頑張っても娘がママにしか懐かないことや
(実はパパにとっては切実です...)、
奥さんと娘の仲が良すぎて
自分の居場所が見つけられず、
よく孤独を感じていたんです。
思い通りにいかないことでイライラしたり、
叱り過ぎてしまったことで自分を責め、
今ここだけで白状しますが、
「もうパパなんてやめたい......。」と思ってしまったことが、
実は何度もありました。
恥ずかしい話ではありますが、
そのたびに「俺はなんてひどいパパなんだ......。」と思って
ひそかに苦しんでいたことが、ママたちの訴えと重なりました。
映画「ママをやめてもいいですか!?」は
ママの叫びだけでなく、
パパである僕の叫びから生まれた映画でもあるんです。
監督・父
豪田トモ
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