映画「ママやめ」の主な登場人物のお一人が、
高校生の時に、母親の蒸発を経験して以来、
人を信用し、頼ることができなくなってしまったという、トシエさん。
29歳で結婚し、母親になってからは、フルタイムでの仕事をしながらの
子育ては思い通りにならず、うつ状態を経験。
「ママをやめたい......」と何度も思うようになってしまいます。
「子供を無条件に受け入れる事ができない」
「抱きしめてあげられない」
なぜ愛情表現がうまくできないのか思い悩んだ結果、
自身の親子関係に原因があるのではないかと気づきます。
思い起こすと、母親から抱きしめられたり、
優しい言葉をかけられた記憶がなかったのです。
「我が子に、ちゃんと愛情を伝えないと、自分がそうであったように、
子供たちは「自分は愛されていないのかもしれない」と
思ってしまうかもしれない......。
そうなったら、より心を閉ざし、幸せな人生が歩めなくなってしまう......。
家族が壊れるって本当につらいっていうことを、私はよく知っている。
自分が始まりのボタンを掛け違えないように、まだ聞いてくれるうちに話したい」
彼女はもう一度、勇気を振り絞って子供と向き合い、
抱きしめることを決意します。
★ 成育歴が妊娠・出産・育児に与える大きな影響についてはこちらもご参考ください。
監督・父
豪田トモ
★ 映画『ママをやめてもいいですか!?』(ナレーション: 大泉洋)
オンライン再上映の署名実施中!!&全国にて公開中!!
http://www.umareru.jp/mamayame/