「理想の親ってどんな親だと思いますか?」
よく聞かれる質問。
これに対する僕の答えは
「理想の親は、理想を持たない親」!!
これにつきます(^^)。
「理想」なんていう「幻影」を追いかけず、
むしろ、
目の前にいる我が子、パートナー、
そして自分(!)を大切にして、
今、何を感じているのか、
何を考えているのか、
しっかり向き合って、寄り添っていく。
目の前にあるリアルを大切にする
方が大事なんじゃないかと思うんです。
勝手に抱いてしまう「理想の親像」が大きくなると、
誰だって苦しくなってしまうよね?
そりゃあ、そうですよ。
そもそもが、理想な親像というのは、存在しない幻想なんだもの。
敢えて言うなら、
以下がすべてが出来たら、
もしかしたら「理想の親」と言えるのかもしれないよ(笑)。
・24時間365日、笑顔!
(寝てる時も笑顔!?)
・怒らない!
・感情的にならずにしっかりと叱れる!
・夫婦仲が良い!
(いつまでもダーリンと呼び合う)
・親との仲が良い!
・周りの人たちとの関係性も完璧!
・仕事はバリキャリ!
・夢や目標があり、キラキラ邁進している!
・子どもの希望をなんでも叶えてあげられる!
・年収は2000万円くらい!?
・家事も完璧!
あ、忘れてた。
・世界で100人に入る美しい顔!
さて、どうでしょうか???
こんなん無理っしょーー!!
加えて言うなら、
理想を目指すのは決して悪いことではないと思うんです。
理想を持って高みを目だせる性格であれば、
理想に向けてどんどんガンバってもいい。
でも、そうでないタイプの人の場合、
「理想の親」はおそらく、足かせにしかならない。
もうね、お母さんでいることだけで100点満点なんだよ!
あなたはそのままで大丈夫!
「理想の親は、理想を持たない親」だと、僕は思う。
監督・父
豪田トモ
★ 新作映画『ママをやめてもいいですか!?』(ナレーション: 大泉洋)
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http://www.umareru.jp/mamayame/