絶叫マシンと対決した6歳男子が漏らした名言(?)の数々

ちょっと前の話だけど、
友人家族と一緒に八景島シーパラダイスへ。

そこの6歳の男の子が、

「ぼくね、絶叫マシンが大好きなんだー!」

って言うんで、
シーパラで一番怖そうなジェットコースターに並んだんですよ。

その時、彼のパパは下の子を見ていたので、
僕が隣に乗ったんだけど

(ママはなぜか僕の娘と一緒に乗ってた、笑)、

少しずつ順番が近づくにつれて、

「あー、ドキドキしてきた」

「キ、キ、キンチョーするなぁー」

「やっぱ、止めようかなぁ......」

と明らかに表情が曇ってきた。

ようやく次に乗れるね、という段になったら、

「これ、乗らないとダメなのかなぁ......」

と何だか今にも漏らしちゃいそうなので、

「無理しなくてもいいんだよ」

と言ってあげたら、

かえって男気を見せなきゃと思ったのか、

「いや、乗る!」

と気合一発。

彼にとっては男としての「対決」になったんでしょう(笑)。

でも、そんなのは一瞬よ。
椅子に座ってベルトを締めたら


「ああ......、帰りたい......、帰りたい......」


と唱え始め、
動き出したら、

ポロポロと泣き出して、
僕の手を握ってきた(笑)。
(かわいいのー!)

そして、
コースターが

ゆっくり、

ゆっくり、

上まで登り、

勢いよく降りる、その瞬間......。


その子がつぶやいた。




「ああ、人生、終わった......」



ジェットでコースターされている間は、

「何でこんなのに乗ってるのーーーーー!?」

「何でこんなのがあるのーーーーー!?」

と正に大絶叫(笑)。

でも終わった後は
意外にすっきりした表情をしていたので、


「どうだった?」



と聞いたら、

まるで感動映画でも観た後みたいに、



「いやー、泣けるもんだね」


って言ってた(笑)。

「タイタニック」か!

でも、なんだか慣れたのか、
その後も2回連チャンで、楽しそうに絶叫しながら乗っていました。

これだから、子どもってサイコーだよね。

コロナ禍で、なかなか子どもたちの
今と未来に想いを馳せられない中、

大事なことを思い出した気がした一幕でした。

子どもの絶叫マシンエピソードも大好物なので、良かったら聞かせてください。


監督・父
豪田トモ

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