サスペンス系のドラマにハマっていると、
想像力が豊かになる時ってありませんか?
最近、Netflixで「ブラックリスト」ってゆー、
FBIとかスパイとか出て来るサスペンス・アクションものを見ててね。
そんなある夜のこと。
僕は耳元で鳴る携帯の音で叩き起こされた。
見ると、娘からの着信。
ん......???
ただいま夜中の0時。
「寝てるはずなのにおかしいなぁ...」
と思いながらも、
就寝前に見た「ブラックリスト」のマインドもちょっと入ってるから、
「家の中に銃を持った白人の侵入者がいるんじゃないか?」、
っていうマインドもちょっと頭によぎりつつ、
そろりそろりと足音を立てないように、娘の寝室へ......。
やはり、ぐっすり寝ている。
でも......、
携帯がない。
物陰から襲われてもすぐに反撃できるように、
警戒しながらリビングのほうに行き、携帯を探しても......、
ない。
とは言え、
( ま、何かの間違いだろ! )
...と思って、
再び眠りに戻る。
すると、再び、娘から電話。
夜中の1時。
何かがおかしい......。
もしや......、
娘は替え玉?
とも思いながら
見に行くと、可愛い顔して寝てる。
むむ?携帯はどこだ?
窓の反射で映りこむかもしれない侵入者を警戒しながら、
リビングを目指す。
どこを探しても、見つからない。
変だなぁと思いながらも寝室に戻ると、
今度は洗面所の方から
何かが鳴っている音が!!!
これは間違いない!
絶対、
銃を持った白人がいる!!!
ドアの後ろに隠れているであろう犯人と
一戦まみえる可能性も頭に入れながら、
ゆっ......くり、洗面所に入って行くと、
音は消えた。
見ると、洗濯機がグルングルンと回っているだけ。
おかしいなぁ......と思いながら
寝室に戻ると、またまた、洗面所から音が聞こえる。
一体何なんだよ!?
あ、分かった。
これ、ドラマでよくあるやつだ。
音をおとりにして
主人公を吸い寄せるパターン(!!)。
その手にはかからんぞ......と思いながら、
身を低くして洗面所に入って行くと、
洗濯機の中から不協和音が鳴り続けている。
この中か・・・。
恐る恐る、洗濯機を開けて中を覗いてみると...、
なんと......、
娘の携帯だった......。
どうやら娘がズボンから出すのを忘れたまま
洗濯してしまったようで、
緊急連絡先である僕に助けを求めるが如く、
鳴らし続けていたようだった
(そんな設定あるの??って感じだけど)。
ひとまず、
銃を持った白人じゃなくて良かった。。。
皆さん、ドラマの見過ぎに要注意ね(笑)。
プチ後日談でございます。
「娘からの緊急電話」は、
実は義母の元にもかかっていたらしいんだけど、
彼女は彼女で、
僕と奥さんが囚われの身になって、
「孫が物陰から助けを求めているかも......」、
と思ったらしいwww。
でも、
「そんな時に折り返したら、
その着信音で犯人に見つかってしまうかもしれない......」、
と思いながら、眠りに戻ったらしいです(笑)。
皆さん、こんなこと、ありやせんか???
監督・父
豪田トモ