知床の事故。

スクリーンショット 2022-05-02 20.24.53.png ※観光船沈没事故の犠牲者の遺体が安置された施設前の献花台で手を合わせるご家族。
画像は産経新聞よりお借りしました。

楽しかったはずの旅行......ですよね......。

船上でプロポーズしようと乗船した若い方もいらっしゃったようで、
ニュースを見聞きしては、胸がギューッと苦しくなる毎日。

僕も旅行が好きだし、
マリン・アクティビティーも良くやったりするし、
うちの父と母も、ああいう観光船みたいなものは好きだし、

全然、人ごとじゃない。

小さいお子さんもいらっしゃったとのこと......、
こういう事故は、本当に本当に、二度と繰り返しちゃいけない!

旅行者にとって、
旅行先でのリスクをすべて想定することは非常に難しい、
業者側に厳しく規制をかけるしか、命を守る術はないんじゃないかと思いますが、

僕がイマイチよく理解できなかったのが、
万一のために救命胴衣は載せているにしても、

なぜウェットスーツや救命ボート等が用意されていないのか?
運行規定に入っていないのか?

ということ......。

地理的・季節的に見て、
水温が低いことは分かっているわけで、

当時、水温は2~4度くらいだったと言う報道がありましたが、
このレベルの冷水につかると、
体中がナイフで刺されるような激しい痛みに襲われ、
すぐに体が動かなくなってしまうそうです。

僕はサウナが好きなので水風呂に入るんですが、
水温はだいたい18度とかだから、
2~4度なんて、1分も入っていられないことは想像できます。

救命胴衣があったって、
ほぼ意味ない。

このようなことがあらかじめ分かっていながら、
なぜ落ちてしまった後のことを考えていないのか???

ウェットスーツは着るのに時間がかかったり、
救命ボートは場所を取る、などいろいろあると思いますが、
何かしら、助かる命が増えた備えはあったはず。

なぜ、これらが出来なかったのか?

勉強不足で後出しジャンケンみたいなことを書いて
気を悪くされた方がいらっしゃったら、すみません。

ご存知な方いらっしゃったら、ぜひ教えてもらいたいです。

事故に遭われた方、遺されたご家族・友人の皆様に、心からご冥福を祈ります......。


監督・父
豪田トモ

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