2020年現在、映画『こどもかいぎ(仮)』や、『アタッチメント(仮)』など、いくつかの新たなドキュメンタリー映画の製作をしておりますが、映像のトランスクリプト(文字起こし)作業のお手伝いをしていただけるボランティアさんを大募集いたしております。
ドキュメンタリー映画が完成するまでには、撮影した映像をトランスクリプト(文字起こし)し、文字上で構成・編集し、その後、映像の編集を行うという道のりを辿ります(クリエイターによって作り方は様々ですが)。
映画『うまれる』や『ずっと、いっしょ』、新作映画『ママをやめてもいいですか!?』の製作では、それぞれ約100人のボランティアさんに撮影素材のトランスクリプトをしていただき、完成に至る事が出来ました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
お一人1本でもかまいません!
ぜひご協力をお願いできないでしょうか?
具体的には、
・約10分前後の短い映像を観ながら、
・映像内の会話・内容を文字に起こしていただく
という作業です。
内容は親子や家族、パートナーシップ、出産、育児、愛着の話など、いろいろと参考になる部分もあると思います。
ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします!!
■ トランスクリプトをしていただくメリット
お手伝いいただいたボランティアの皆様は、映画『うまれる』シリーズのテーマである、妊娠や出産、流産・死産、障がい、看取り、親子関係と言った課題に意識的・無意識的に取り組まれている方が多く、様々な撮影素材を通して、ご自分の悩みに対するヒントを得ていらっしゃったようでした。
・映画のエンドロールにお名前が掲載されます!!(※)
・一緒に映画を作っている感覚を味わっていただく事が出来ます。
・様々な事を映像素材から学び、感じ取っていただく機会が出来ます。
・公開前の映像を特別にご覧いただく事が出来ます。
※ 10分の映像を10本以上お手伝いいただいた方のみの掲載となりますことご了承ください。また、掲載させていただく作品はお選びいただけません。
■ トランスクリプトをしていただくデメリット
・お時間をちょうだいする事になります。
・パソコン業務になりますので、身体的なご負担が考えられます。
・トランスクリプトしていただいた映像が映画に使用されない可能性がございます(ドキュメンタリーでは撮影映像の使用率は5%未満と言われています)。
・テーマが難しい内容であるため、もしかしたらご気分が落ち着かなくなる映像内容が含まれる可能性がございます。
■ 作業内容
・作業をお願いしたい映像が出てきた場合に、1回につき最長10分までの映像もしくは音声をQuicktimeファイルでお渡しし、指定のエクセル・シートにトランスクリプト(文字起こし)していただく予定です。
・トランスクリプトいただく映像は、現在製作を進めている映画『こどもかいぎ(仮)』や映画『アタッチメント(仮)』のみならず、他の作品として撮りためております様々な映像がございますことご了承下さい。
・10分のトランスクリプトに1〜4時間ほどかかるかと思われますが(内容や経験によって大きく異なる傾向があるようです)、1回につき1週間を目途にお戻しいただければと思っております。
・2ヶ月以上お返事がない場合は、おそらくご負担になられているだろうと思いますので、一旦、トランスクリプト・スタッフの登録は消去させていただき、同じ内容のものを別の方にお願いする流れにさせていただく事がございます。
■ 映像トランスクリプト作業の5つのステップ
1.
トランスクリプト・スタッフへのご登録
↓
2.
『うまれる』事務局:
作業をお願いしたい事項が発生した際に、ご登録ボランティアさんにトランスクリプトのお願い・募集の一斉メール(原則的にお返事をいただいた順にお願いする予定です)
↓
3.
ボランティアの皆様:
ご希望の方はメールにてお返事
↓
4.
『うまれる』事務局:
秘密保守に関する書類にご署名いただいた後、お願いしたい映像クリップへのリンクおよびトランスクリプトをしていただくご注意点や作業量管理ファイルなどをメール
↓
5.
ボランティアの皆様:
リンクより映像クリップをダウンロード→映像のトランスクリプト作業→終了したらエクセル・シートおよび作業量管理ファイルを『うまれる』事務局へメール
■ 映像トランスクリプト作業にご応募いただく条件
・パソコン・メールを使用する事が出来る方(携帯のみの方はご遠慮いただいております)
・マイクロソフト・エクセルをお持ちのパソコンで使用する事が出来る方
・.movや.mp4などのデータファイルが見られる動画再生ソフトをお持ちの方、またはご自分でダウンロード&インストール出来る方
■ 映画『うまれる』シリーズでトランスクリプトをしてくださった方の感想 ================================================================== 映像が、日々の暮らしの一コマをキラキラと記録しながら、 インタビューの内容は鋭くて、さすがトモさん!と思いました。 次回作の内容の濃さが想像できるようなシーンで、ちょっとドキドキしました。 ================================================================== お話の内容に胸がいっぱいになって、涙がこぼれてしまいます。 文字おこしをしながら、私自身も学び、視野を広げることができていて、とても楽しくやっています。 ================================================================== 長い不妊治療の末の妊娠中。他の不妊に悩む人の為に何かしたい、という使命感に駆られ、「不妊治療」をテーマの一つとしたこの映画のボランティアに応募したのですが、お手伝いをしていくうちに、監督がこの映画を通して伝えようとしていることを、一生懸命感じようとしている自分に気付きました。 初体験の文字起こしでしたが、手順はいたって簡単で、自分の都合のよいペースでPCさえあればできたので、妊娠中の私には理想的な形でした。 親との不仲が原因で家族愛に冷めていた私が、自分のこどもを持とうとするこの時に、この映画作りに参加させていただいた事が、なんだか運命のようにも感じています。マクガンあけみさま(長野県) ================================================================== トランスクリプトには、できあがった映画を観るのとは違う、本当の現場がそこにありました。言葉につまる瞬間、そしてあふれ出す想い。 それを一つ残らず文字おこししていく作業は、感動的でもありました。 映画「うまれる」では、いろいろな立場の方のインタビューを文字にする中で、たくさんの方の"命への想い"を聞くことができました。お話の内容に胸がいっぱいになって、涙がこぼれたことも。 文字おこしをしながら、私自身も学び、視野を広げることができたと思います。山本華名さま(奈良県) ==================================================================
トランスクリプトのボランティアをしていた時、ちょうど一人目を妊娠し産休中でした。
私が担当した映像は、一人目のお子さんを亡くしたご家族の話で、これから出産という立場の私は必要以上に感情移入してしまい、涙ながら文字起こしすることもありました。
そのご家族の話は映画の中では使われることはありませんでしたが、そうした隠れた映像の集大成として生まれた作品だと思いますし、自分が関わることができて思い入れのある作品になりました。
エンドロールに自分の名前が出てきたときは本当にうれしかったです。
次回作でも、ぜひ参加したいと思います!
松本幸さま(東京都)
■ トランスクリプト・ボランティアへのご応募 映画『うまれる』シリーズ次回作のトランスクリプト・ボランティアへのご応募は以下よりお願いいたします。 皆さまのご協力をお待ちしております!