70万人以上を動員した大ヒットドキュメンタリー映画『うまれる』(2010)の監督とメイン・スタッフが再び結集し、4年の歳月をかけて完成させた『ずっと、いっしょ。』は「家族のつながり」をテーマにしたドキュメンタリー映画だ。
本作を『うまれる』シリーズの第二章と位置づける監督の豪田トモは、前作公開と同時に父親になった。
しかし、自身の親との不和から明確な家族像・父親像を持てなかった豪田は、夫である事、父親である事、家庭を営む事に悩みを抱える。
「いい父親になりたい。家族と幸せに一生を過ごしたい。でも、それは自分が期待するほど簡単な作業ではない。」
本作『ずっと、いっしょ。』は、家族作りに悩むひとりの父親が、カメラを通して自身の家族像を追い求めた心の記録である。
作詞:豪田トモ/作曲:古田秘馬/歌:河波浩平
前作『うまれる』の「続編」ではありません。
命・家族・絆というテーマは一緒ですが、前作にご登場いただいたご家族のうち、松本虎ちゃん家族以外は本作には登場されておりません。
2040年まで継続予定の『うまれる』シリーズの第二章という位置付けのもと、 新たな登場人物と新たなモチーフによって製作いたしましたので、
前作の『うまれる』をご覧いただいた事のない方でも、 十分、楽しんでいただけます。
ご参考: 「【赤ちゃんにやさしい国へ】映画『ずっと、いっしょ。』を観る前に読んでもいいし、観た後に読むとまたいい豪田監督インタビュー記事」
映画『ずっと、いっしょ。』をご覧いただいた皆様へ
昨今、インターネット環境が整い、さらにFacebookやTwitter、ブログ等が急速に普及したことに伴って、個人による情報の発信や検索がかつてないほど容易になっています。
これは素晴らしい事ではあるのですが、一方で、「見えない個人」による誹謗中傷などで深く傷つき、人間不信に陥る方も増えております。
ドキュメンタリー映画を私たちが製作していく上で、ご登場いただいた実在の方々が傷つく事のないよう、私生活が乱されることのないよう、どう「お守り」していくかという命題については、数年前とは大きく異なり、真剣に考えなければならない状況となっています。
映画に登場されるのは「自分たちの経験が多くの方のお役に立てるのなら、、、」と高い志、勇気、責任を持ってご登場いただいた実在の人物であり、映画が公開された後も、彼らの人生は続いていきます。
特に、登場者の中にはお子さんもいらっしゃいますので、映画によってマイナスの影響を受けることのないよう、映画をご覧いただいた皆様には、以下の4点につきまして、ぜひご協力いただきたく思っております。
映画『うまれる』シリーズ
監督・豪田トモ他スタッフ一同 |