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映画「うまれる」では「虐待防止キャンペーン」に引き続き、「自殺対策キャンペーン」(上映期間=2013年5月〜2013年10月)を実施いたします。自主上映会で「自殺対策キャンペーン」に参加いただいた主催者様は、上映費を10%OFFにさせていただきます。
現在、キャンペーンは終了しております。
当キャンペーンの趣旨にご賛同いただける方はコチラをクリック!!
★ 自殺対策宣言文はコチラをご覧ください ★
● 居場所、味方、存在価値が見つからなかった
今回、映画『うまれる』で自殺対策キャンペーンをさせていただこうと思ったのは、
ある人に出会った事がきっかけです。
※ 澤登和夫さんと豪田トモ 澤登和夫さんは、
5年半で5度のウツを経験し、ある時、【ビルの屋上から飛び降りました】。 幸い、命に別状はありませんでしたが、
当時は
・孤立感と無力感に苛まれ、
・居場所、味方、存在価値が見つからず、
・生きている理由が見いだせなかった
とおっしゃっていました。 ご家族や友人、医療関係者など様々な方々の支え、
そして、澤登さん自身がもう一度「生きたい」と思えるようになった事によって、
時間はかかりましたが、病気から立ち直り、 現在は「うつ専門カウンセラー」として活躍されています。 NHKなど様々なメディアに出演し、書籍も2冊ほど刊行。
ウツになる方の気持ちや、自殺を企図してしまう心理などについて、
ご自身の経験からとても説得力のあるお話をされています。 お人柄が本当に素晴らしくて、
まるで仏様のような深い愛情と広い寛大さを感じるような方です。
● 「死にたい」は「生きたい」の裏返し
そんな澤登さんと出会ったのが、映画『うまれる』の自主上映会でした。
千葉市での講演会に伺った時に、スタッフとしてお手伝いされていて、 「この人、自殺した事あるんですよ」と紹介され(笑)、
お付き合いが始まりました。 ※ 千葉市上映会の様子 澤登さんは「死にたいは生きたいの裏返し」だと言います。 本当は生きたいのに、生きているのがしんどかった。 自分の居場所や味方、そして存在価値がない。
絶望的な孤立感と無力感を感じ、死にたいと思った。。。 逆に言えば、 自分の居場所や味方、そして存在価値があれば、 生きられる。。。● 先進国で最も自殺の多い国、日本
現在、日本国内で自ら命を落とされる方の数は年間、約3万人。 一日平均で70人を超える人数です。
2012年は15年ぶりに3万人を切りましたが、 この14年間に50万人以上の方が自殺されているのです。 これは凄い数字です。 自殺率で言えば、アメリカの約2倍、イギリスの約3倍で、 先進国の中で自殺の数も率も日本は最も高いため、 物質的な豊かさとは違った問題が潜んでいるようです。 なぜ、このような事態になってしまったのでしょうか? 皆、母親の子宮から生まれた時はたくさんの夢と希望があったはず。 自分で生まれて来ることを選んできたのではなかったのか。。。● 自殺に至る4つの主因とは?
自殺の主な理由は、
- 1.健康→ ウツになり生きる意味を見いだせない、大病や大怪我などによって身体が以前のように動けない、など
- 2.経済→ 明日生きるお金がない、など
- 3.家庭→ 親子間、夫婦間の不仲、など
- 4.労働→ 解雇や失業による自尊心の喪失、など
● 映画『うまれる』だから出来る、自殺対策への取り組み
メールや講演会では、映画『うまれる』を観た事によって、
「自殺を考えていた自分が恥ずかしくなった。これから一生懸命、生きていきたい。」 「自分で選んで生まれて来た命。自分で決めた役割を全うしようと思った。」 「"死にたい"、"消えたい"と言わなくなった。」 などのお声を聞く事が多々あります。 また、前述の澤登さんの著書「人生をやめたくなった時に読む本」においても、 「人生をやめたくなった時に観る映画」としてご推薦をいただき(いつ観ていただいても構いませんが!(笑))、 実際に澤登さんの患者さんから以下のようなお手紙をいただきました。 「勝手に涙があふれていました。 新しく何かが「うまれる」ときは本当に大変で、 痛みをともなうものなのかな......と、思ったりしています。 そして、その先には希望のようなものが含まれているような......。 自分の中の未消化な部分が浄化されたり整理できたことが、とてもうれしかったです。 何かが「うまれる」ときには、そこに必ず大切な人の存在がある気がしています」 『うまれる』は命の出発点を見つめる事で、 自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人との繋がりを感じていただくドキュメンタリー映画です。 映画を観ていただく事によって、 命や家族、絆を見つめ直していただくだけでなく、 生と死、親子関係、パートナーシップ、人生の役割など、 様々な事に向き合っていただくきっかけとなる事が多くあるようです。 また、 自主上映会を開催する事によって、それを実際に「体験」する機会にもしていただいています。 私たちがどのようなお役に立てるのかは、まだ分かりませんが、 ============================ 『うまれる』を観ていただいた後で 自殺したくなる事は絶対にない ============================ という自信はあります。 ぜひ皆さまのお力をお借りしながら、 自殺対策という命題に挑んでいきたいと思います。 何卒ご協力とご支援のほど、よろしくお願いいたします。監督・父 豪田トモ
※ 監修: 澤登和夫さま(うつ専門カウンセラー、株式会社ありがトン代表) ※ 協力: 清水康之さま(NPO自殺対策支援センター ライフリンク代表)
自殺対策キャンペーンにご賛同いただける方はコチラへ「自殺対策キャンペーン」に参加いただきますと、上映費を10%OFFにさせていただきます。 ※リピーター割引などの他の割引サービスと併用していただく事が出来ます。 但し、最大割引率は50%までとさせていただいております。 ※ 認定・上映会ディレクター様にも追加での割引対象になります。 ※有料上映の場合、最低保証料金の5万円以下に割引かれることはございません。
< 対象になる上映会 >
- 2013年5月1日〜2013年10月末日の開催(2013年8月末日までのお申込)
- 動員予定数100名以上
- 上映会開催日まで2ヶ月以上ある場合
- チラシ、ポスター、ホームページ等の告知媒体で「自殺対策キャンペーン」の文言を入れていただく必要があります。
- 上映開始前に、自殺に関する現状、原因、改善案などを書いた自殺対策宣言文(5分程度)を、お読みいただく必要があります。
- 上映会当日に、自主上映会案内チラシの配布と学校上映のための支援金ボックスの設置をしていただく必要があります(上映1週間前に郵送いたします)。
- お申込期限は上映会開催日の2ヶ月前までとさせていただきます。
自主上映会のお申し込み時に 「自殺対策キャンペーンに参加する」という項目がありますので、 そちらを「はい」にしてくださいませ。
映画の上映で自殺対策を目指す本キャンペーンにご賛同いただける方を募集しております。 どなたでもご参加いただけます! 当キャンペーンにご賛同いただける方は、以下のフォームにご記入くださいませ。 お名前とリンクを掲載させていただきます。
自殺対策キャンペーン賛同申込フォーム
冨尾貴美代、林慎一、松本和子、三浦亜希子、伊藤歩美、ママサポートプロジェクトかごしま、田中光法、 満岡恭子、小林はるみ、松田エレナ、立川市子育てサークルMaharo、
行木佐衣子、舟橋千春、末武なつ子、中山幹治、吉田岳、ふれあいネット 田村和弘、島津和代、金泉昭美、井上忍、津曲典子、岩木美代子、藤原伸啓、大沢貞敦、島村愛、大森理生、牧枝路代、ベビーセラピストnatu*rela